活動報告

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(5月5日配信メルマガ)「道路特定財源問題の今後あるべき姿」 2008年5月8日


みなさん こんにちは
吉良州司です。


今日のメルマガは、暫定税率復活の事実を受けて、また、前回のメルマガでもお伝えしたように、来る5月12日の歳出関連予算関連法案(ガソリン税の道路特定財源化法案を含む)が再議決されるであろうことを見据えつつ、この道路特定財源問題の今後のあるべき姿について、持論を展開させて戴きたいと思います。


結論からいえば、ガソリン税値下げの使命は終わり、これからは、明日の日本を創っていくためにこれらの財源をどのように使うべきかについて知恵を絞るべきです。
私が提案するのは次のような3本柱です。


  1. 本則分(約3兆円相当)は一般財源化
  2. 暫定分(約2.6兆円相当)の内、1.6兆円相当は高速道路無料化の財源とし、1兆円相当は高速道路後進地域の質素な造りの高速道路建設(全国ネットワーク完成)の財源とする。
  3. 道路建設については、最小限の税金で、質素ながら必要最低限の安全性と機能を持つ道路建設のための入札改革を全国規模で実施する。「道路が欲しいのか、道路工事が欲しいのか?」については明確に「道路が欲しい」という方向に舵を切る。

私は元々、上記の主張を持っています。しかし、今年の2月以降、暫定税率廃止の党方針に賛成したのは、ガソリンの値下げという生活に身近なこととして取り上げないと、「霞ヶ関が何でも決める現在の国のあり方、国のかたちを地域が主役の国に変革するという問題意識」や「税金の使われ方」、「道路特定財源の仕組み」など、国民の関心、疑問を引き出せないと判断したからです。


上記3本柱の内、(1)の本則分の一般財源化の意義については、「霞ヶ関が主役の国から地域と住民が主役の国に変革する第一歩である」として、説明してきました。

(2)の高速道路全国ネットワークの完成の必要性については、次のように考えています。明治時代は、あれだけ貧しかった時代にもかかわらず、全国津々浦々に鉄道網を敷きました。この大英断があったからこそ、わが国は昭和時代までは地域格差の少ない富国富民の国が実現できたのだと思います。現代版の鉄道網は高速道路網です。この高速道路ネットワークを(まだ建設されていない地域は通行量が極端に少ない地域ですから)質素を旨としてできるだけ少ない税金で必要最小限の安全性と機能性を備えたものを完成させる必要があると思っています。高速道路無料化の必要性については、また機会をあらためて説明します。

(3)についても以前のメルマガで説明させてもらいました。PFI的発想と手法を利用して、必要な道路をできるだけ安く、そして、地場企業の国際、国内競争力をつける素地とすべきだというものです。この主張は予算委員会や国土交通委員会において質問という形で提案させてもらいました。詳細の議論はかなり専門的になりましたので、冬柴国交相もたじろいでいましたが、「前向きに検討したい」という言質を引き出しています。


いたずらに政局にするのではなく、わが国の繁栄と発展のための現実的な議論、具体的方法論の議論を進めていかなければなりません。

 


−吉良州司−

 

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