活動報告

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メルマガ(2007年6月16日発行)「今夏の参院選の意義」 2007年6月18日



皆さんこんにちは、吉良州司です。
88号、89号と、今夏の参院選への私の想い、社民党や党本部との間の交渉、調整など一連の経緯の真相についてなどをお伝えしてきました。今回は、私が民主党大分県連代表として、県連発行の機関紙『プレス民主』に、参院選挙の意義について「党派を越えて『国民のための政治を!』」として、生活者の視点から国民のための政治を行うべきだという内容で掲載したものをお送りします。88号、89号と重なる部分もあるとは思いますが、現在私たち民主党大分県連が考えている参院選についての意義について書いていますので、ご一読戴ければ幸いです。

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【 党派を超えて『国民のための政治を!』 】

5,000万件にも及ぶ不明記録の存在が明らかになった「年金」問題や、松岡農水大臣の自殺にまで発展した「政治とカネ」の問題など、 今政治と行政に対する国民の皆さんの怒りは頂点に達していると思います。

民主党大分県連は政治の一翼を担う責任ある立場ではありますが、政権維持のみを目的とする与党、一方では政権批判のみを手段とする野党、のいずれにも厳しい目を向けつつ、今、党利党略を超えて、国民のための政治を取り戻すことこそが、この国の未来を切り拓く唯一の方法という認識のもと、参院選大分選挙区の候補者として、地方のこと・大分のこと・生活者のことを誰よりも理解している矢野大和さんを最適任の候補者として擁立しました。

今夏の参院選に関して、ここしばらく、新聞やテレビで報道されてきましたことにつき、多くの皆様から「真相を教えてほしい」という要望をいただき、メルマガ88号、89号でその真相について報告させていただいたところですが、重ねて、今夏の参院選の意義について本メルマガを通して、私をはじめ、大分県連としての考えを述べさせていただきたいと思います。

【1.候補擁立の真相 −協議の途中で見切り発車したのは社民−】
民主党大分県連はこの参院選にあたって、

  (1)小沢代表の野党共闘路線に配慮しながら、全国で勝ち(与党を過半数割れに追い込む)、大分選挙区でも勝つ。
  (2)今次参院選は政権交代に向けた天王山のたたかいと位置づけ、公党間の選挙協力を含む広範な結集を

   重視するが、反自公勢力だけを結集しても「勝利」はあり得ない。勝つためには、健全な保守層、無党派層も

   取り込める候補者が絶対条件である。
  (3)候補者には、企業・団体・生産者という「供給者の論理」に立った視点ではなく、生活者・消費者・納税者・個人

   という、いわば「生活者の論理」に立った視点、また、「地域主権の国創り」という両方の視点から、国民(県民)が

   望む「新しい時代の真に豊かな社会」の実現に意欲を持つ候補者と具体的政策が必要。

という3点を基本においていた為、今回の参院選の大分選挙区候補は「自分達が擁立する順番だ」という論理で事を進めようとする社民党県連合の意向も、上記3つの観点から尊重し、社民側からの公式・非公式の要請に耳を傾けながら取り組みを進めてきました。

社民から非公式に予定候補者について打診がありましたが、総合的に判断してた結果、広範な支持が得られず勝てる見込みがないことを説明し、民主も協力できる候補への再考を求めました。また、お互いが同意するまで候補者の公表はしないという約束になっていましたので、民主側からは「(社民)候補を公表すれば、公にお断りせざるをえない。そうなると、本人の名誉に傷がつくので、絶対に公表しないでほしい。公表しても民主としては応援できない」という懇願にもかかわらず、今回は社民が擁立する番なので、社民が決めたことに民主が黙ってついてくればいいという論法で、協議の結論が出てない段階で候補者の発表という“見切り発車”をしてしまいました。

また、候補擁立協議過程において、「今回社民党候補への選挙協力が出来ない場合は、今後の国政選挙における民主党候補の選挙協力に影響する」という話がありました。私たちは「今夏の参院選で与党を過半数割れに追い込む、その為にも、社民党との協力関係を尊重しつつ、大分でも必ず勝つ」という大きな目的の為に、「勝てる候補」にこだわっているだけであって、決して社民党自体に異議を唱えているのではなかったので、このような話は極めて残念でなりません。しかし、民主県連所属国会議員は、「この国のため国民(県民)のために、党利党略や私を捨てる覚悟で今夏の参院選に臨んでおり、自分の選挙のことなど毛頭考えていない」と毅然とした態度を貫いてきました。

世間では「社民が候補を出しているのに、民主が後から強引に独自候補を擁立し、野党協力を決裂させた」と言われているようですが、上述してきたことが事の真相ですから、社民県連の“見切り発車”は、公党間の選挙協力を含む広範な結集を重視するという基本姿勢から、候補擁立の優先権を社民党に認めてきた民主県連として、非常に残念でなりません。

【2.党本部の苦しい決断 −本部も県連の主張を理解していると信じている−】
大分県がこの夏の参院選においても、全国が最も注目する選挙区となりました。定数1の選挙区に、自民・民主・社民・共産・国民新党の主要政党が、公認・推薦・支援等の違いはありますが候補を擁立したことに加え、民主と社民、自民と公明の選挙協力の行方等、様々な要因が複雑に絡み、選挙結果が大分県のみならず今後の国政選挙に大きな影響を与えることになるからです。

中でも、選挙協力優先の民主党本部に、候補擁立にこだわる県連が反旗を翻しているかのごとく、マスコミの全国ニュースでも取上げられていますが、実のところは少し違います。

民主党本部は、社民党が大分選挙区にこだわっていることを理由に、全国的な選挙協力重視の観点から、「大分選挙区には公認・推薦の候補は立てない」という結論を出しました。一方で、小沢代表は「立候補するという人は止められない、地方組織・党員がどう対応するかには関知しない」と明言しました。小沢一郎代表の公の発言は左記の通りですが、私たちは小沢代表の真意は「他の選挙区への影響を最小限にすべく、社民党に最大限配慮をしていることを事実として示すため、大分では党中央として一切応援は出来ないが、地方組織や党員が自覚と責任をもってやることは事実上容認する」ということではないかと考えています。

この決定は、全国では選挙協力がないと与党に勝てない選挙区が多い中、大分に限っては、選挙協力がなくても与党候補に勝てる要素が十分にあると党本部が見ている証しだとも考えています。

加えて、勿論、社民党に最大限の配慮をした党本部の決定ですから、党本部が関わる応援などは一切できませんが、党所属の多くの国会議員・地方議員等から、「大分頑張れ」との熱い声援が寄せられています。

【3.大事なのは人(県民・国民)、組織(政党)は目的達成の手段】
今回の大分選挙区で主要政党が擁立する候補の顔ぶれが出揃いましたが、党組織や候補者の利益が先にありきで、退潮傾向への歯止めや比例での党勢拡大等を主要目的として参院選に臨んでるように思えてなりません。

民主県連の考え方は違います。「この国のため国民(県民)のため」を何より重視し、組織(政党)はその手段として存在するという本来のあり方を貫き、今の時代にふさわしい候補者を県民のみなさんに選んでいただきたいと思っています。

今この国では個々人よりも組織が大事にされているというおかしな状態が生じています。本来個々の生活や幸せのために存在する組織であるはずが、本末転倒して組織のために個々の意思が無視されたり軽視されているのが、全てとは言いませんが大半の実情です。政治や政治に関わる組織の世界も例外ではありません。この国をよくするためには、「生活者の視点」すなわち、「個を大事にする」視点の政治を実現するしかありません。その為にも組織の論理を優先する政治や選挙を民意で以って断ち切ることが重要だと思っています。

【4.新たな歴史の扉を開く戦い −この戦いに勝機あり−】
いわゆる政党間等の選挙協力について、民主県連は、選挙を有利に戦う手段としては有効だが、勝敗を左右する絶対条件とは考えていません。平成10年は選挙協力がなくても民主・自民の候補が肉薄し、反自民で戦った平成13年は社民の当時最強と言われた現職が自民の新人に敗れ、民主党が公認を立てた3年前は自民党の現職に圧勝しました。選挙協力が勝つための絶対条件でないことは、選挙結果からも明白です。政党の候補擁立も、十分民意を反映できる候補で戦うことこそが勝利に繋がると民主党県連は考えています。

自民対反自民という構図でよくマスコミが取り上げますが、今回の参院選は、関係者の必死の努力にも拘らず野党のほとんど全てが独自候補を立てることになりましたので、結果として、「長く大分県政界の構図だった自民・社民のいわゆる55年体制」か、「政党の枠にとらわれず、今日的政治課題を解決し、この国を良くしてほしいという民意の新たな結集」かを選択する選挙になったと考えています。

よく民主と社民が割れては勝てないと言う方がいらっしゃいますが、時代は大きく動いています。事実直近の世論調査では、民主大分が支援する「矢野大和」さんが、自民候補と肩を並べつつあり、その他の候補予定者を大きく引き離しているという結果も出ています。民主党大分県連は、皆さんの力強いご支援によって最後には必ず勝利することが出来ると自信と確信をもって取り組んでいます。

この戦いで民主県連が支援する「矢野大和」さんが、自民・社民の候補を相手に、組織に頼らない草の根選挙(民主党県連も民主党支持労組も勝手連として全面支援する)で勝利することは、大分県政界の新しい歴史の扉を開くことを意味します。

歴史の一ページを切り拓く夢ある戦いへ、多くの皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

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以上、長くなりましたが、私たちの想いが皆様に届けば幸いです。
皆さんには、重ねてご理解とご支援をお願いいたします。


−吉良州司−

 

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