« 2008年02月 | メイン | 2008年04月 »

2008年03月31日

年度末の国会の動き

みなさんこんにちは。

今日は年度末です。明日からは平成20年度がスタートしますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、今日国会では、年度末で期限が切れる税制関連の特例措置法のうち、ガソリン税など道路特定財源に関するものを除いた、いわゆる「つなぎ法案」(国民生活等の混乱を回避するための地方税法改正法案、国民生活等の混乱を回避するための租税特別措置法改正法案)が衆参両院で可決されました。今回議決されたものは、国税では、金融機関が海外から資金調達して海外で運用するオフショア市場の利子非課税や、土地の所有権登記にかかる登録免許税の軽減等7項目の延長と、地方税では、主に中古車購入時に適用される自動車取得税の免税点を50万円とする特別措置の延長等です。

この法案の可決によって、ひとまずは国民生活の混乱を最小限に抑えようという目的を与野党で果たした訳です。しかし現実的には、すでにガソリンの買い控えなどが一部で起きており、ダメージを受けている方々も相当にいらっしゃるようです。これから4月29日以降に衆議院で税制関連法案(ガソリン税などの道路特定財源の暫定税率を含めた税法の特例措置を10年間期間延長する法案)を再議決することが可能になるまでの間に、約1ヶ月間、じっくりと議論をする猶予期間ができたのですから、この「道路」と「財源」、国と地方のあり方について徹底的な議論を開始しなければなりません。

総理も、平成21年度から道路特定財源を全額一般財源化するとの考え方を示しました。今回の提案は政府与党内からも批判が出る程の、詳細は別として随分思い切った提案です。もし、来年度から一般財源化が実現すれば、官僚主導の自民党政治の歴史的変革であり、この提案に対して、与野党とも国民のために本気で議論して欲しいものです。


  ■吉良州司の考え方

2008年03月24日

内閣委員会で質問に立ちました!

みなさんこんにちは。

先週3月21日、吉良州司は内閣委員会で質問に立ちました。2月の予算委員会に続き、今回もテーマは「入札改革」と、昨今急激な変化を見せている「経済状況への対策」についての2つをとり挙げました。

経済状況についての質問では、大田弘子経済財政政策担当大臣に対して、急激な円高、株安、原油高が日本経済に及ぼす影響について内閣の対応を問いました。サブプライムローン問題で日本にどのような影響があるのかつぶさに点検しているという趣旨の答弁でしたが、たとえ問題の震源地がアメリカであるとしても、本来、日本も早急に独自の防衛対応をすべきです。アメリカ国内の問題を日本が独自に完全解決することができないのは当然ですが、今の日本は、アメリカが利下げをしたような、何らかの独自の対応策をとるような政策的な余地がなく、何の対応策をとることもできずに、ただただアメリカの影響を受け続けるだけの状態になっています。
また、取りえる政策の選択の余地がないということは、詰まるところ大きく膨らんで手をつけがたい状態になってしまった国債残高の影響も大きいという指摘もしました。その国債残高の問題ついては、まだプライマリーバランスの「均衡」までしか言及ができないところが現在の政府の限界なのかもしれません。

内閣委員会質問1.jpg
内閣委員会で町村官房長官、大田経済財政政策担当大臣に質問をする様子


入札改革の必要性を訴えた質問では、町村信孝官房長官(内閣官房では「公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会議」という名前の公共事業での入札に関する会議を主催しています)に対して、単に公共事業の乱発を改めることに留まらず、公共事業の事業コストを引き下げ、必要なものを安く造るという発想を持つべきだという提言を行いました。前回予算委員会でも主張したように、現在の議論(特に道路を巡る議論)は、本当に必要なものは何かという必要な事業の「厳選」までで終わってしまっています。その厳選したものを安く造る発想は、本来当たり前のことですが、やはり民間独特の発想なのでしょうか。
町村官房長官からは、その趣旨に概ね賛成する旨の答弁がありました。これから必要に応じて、内閣委員会にこだわらず国土交通委員会などでも積極的に議論していきたいと考えています。

内閣委員会質問2.jpg
内閣委員会での発言の様子

今回は30分という大変短い時間の中での質問となったため、両方のテーマともに導入部分の話だけになってしまいました。今後は、委員会の枠にこだわらず他の委員会などにも出席し、具体的な提案を行って掘り下げていきたいと考えています。
常々野党でも、必要なことは閣内、与党内に理解者を得て、国民の利益とすべく必要な政策を「実現」させることだと思います。これからも、野党議員にありがちな批判一辺倒の質問ではなく、問題の改善のための「提案」を極力行い、それを「実現」させ、「吉良カラー」を出していきたいと思います。

2008年03月17日

日銀総裁を巡る与野党の攻防

皆さんこんにちは。

先週来の国会での最大の関心事は、日銀総裁、副総裁の人事が参議院で同意されるかどうかということでした。

先週水曜日には参議院で白川副総裁候補を除く2名が不同意。木曜日の衆議院では3名とも同意という異例の結果が出ました。このことは、報道なども含めて去年の参議院選挙が終わった直後から問題になるとずっと言われてきたことでしたが、世論を受ければそのうち民主党は折れるというふうに、与党からすると、大変失礼な言い方かもしれませんがある種「なめてかかっていた」のかもしれません。
小渕政権の頃、参院において与野党が逆転していたことがありましたが、そのときの「金融を政局にしない」といった、当時民主党代表だった菅氏のことが頭にあったのでしょうか。いまの小沢代表は何より政権を機能不全に陥れて解散総選挙へと追い込もうとしているわけですから、そうそう甘くはないでしょう。

いずれにせよ、参議院で不同意となった武藤総裁候補、伊藤副総裁候補については差し替えとなるのでしょう。19日の福井総裁の任期切れまでに新総裁を決めなければと、与野党の折衝が精力的に行われています。給油法案の時の例があるだけに、党首会談の要請など与党がどう出てくるかわかりませんが、吉良もよくいっているように国の大事において必ずしも与野党の政策が大きく違う必要はないはずです。野党といえども、国家に大きなダメージを与えかねない今回の案件のようなときには、参院での多数党として責任を持って議決しなければならないと思います。

2008年03月10日

卒業シーズンに思う

みなさんこんにちは。

まだ寒い日もありますが、最近は少しずつ春を感じられる日も増えてきました。さて、そんな春といえば、別れと出会いの季節。この3月は卒業シーズンです。今年も多くの学生さん、生徒さんたちが学び舎を後にされ、新たなステージでの生活への期待に胸を躍らせていることでしょう。
先日吉良州司も地元大分のとある学校での卒業式に列席することがありました。晴れ晴れとした前途ある卒業生の皆さんや、その姿を見つめる保護者の方々のお姿をみると、私たちまでもそのお気持ちが自然と慮られて微笑んでしまいますし、その場に同席させていただけることは大変光栄です。そのため、このシーズンは私たちの毎年の楽しみにもなっています。ここで、この時期に卒業する皆さんへの吉良州司から送るメッセージの一例をご紹介します。

「皆さんのご卒業を心からお祝い申し上げます。今日の善き日に、この思い出深い学び舎を巣立っていく皆さんは、来るべき新しい生活に対する期待と不安に満ちていることと思います。私もそうでしたし、皆さんの先輩の多くもそうであったと思います。そうした皆さんの先輩達もいまでは、卒業生として、大分で、日本各地で、そして世界各地で、また様々な分野で活躍しています。

私も商社マンとして世界各地を飛び回り、様々な人と商談を重ね、交流を深めてまいりましたが、そのときに必要性を感じたのは、学歴という肩書きではなく、その会社や団体や国を代表して外国の人、会社、や国際機関と渡り合えるだけの識見、交渉力、判断力、決断力でした。

いまにして思えば、その原点は、この学び舎で養った人間力ではなかったかと思います。
この精神を受け継いでくれる皆さんが、これから迎える新しい世界で、大きく、大きく、羽ばたくことを心から祈念し、また、楽しみにしています。
最後になりましたが、本日ご出席の保護者の皆さまにおかれましては、喜びもひとしおのことと存じます。お子様がきっとたくましく見えていることでしょう。本日は、誠におめでとうございます。」

この春卒業を迎える皆さん、本当におめでとうございます。輝かしい未来を信じて、それぞれの道を着実に歩んでいってください。

吉良州司参加卒業式.jpg吉良州司が参加した、とある学校での卒業式

2008年03月03日

国会の動きと大分での活動

皆さんこんにちは。

先週は、衆議院での予算案攻防のクライマックスでした。今国会の大きな山場の一つでもありました。道路特定財源については、これまでも何度かこのブログでも触れてきましたが、予算案を可決した本会議で、現在の道路特定財源制度を10年間維持する法案が与党の賛成多数で可決されました。
民主など野党からすれば、与党が強行採決をしたということになりますので、これから1週間程度は国会が混乱するようです。

今回民主党は、残念ながら今回大切な予算議決の本会議で欠席してしまいました。与党の「審議時間は確保したが、内容はいい加減」という状態は確かにひどかったのですが、政権交代を目指す責任政党として、意思表明の場を自ら離れてしまうのは問題ではないでしょうか。

さてそんな中、吉良州司は、頻繁に地元大分に戻りミニ集会、街頭活動など精力的に行ってきました。今回もその一例をご紹介したいと思います。

 ○大道地区集会
現在吉良州司大分事務所を置いている地元大道での初の地区集会となりました。まずは、吉良州司より国政報告、次いで参加者の皆さんとの質疑応答を行いました。
ご報告の内容は、道路特定財源について長野県栄村、下条村の事例を用いて、この問題を考えることが、国の仕組みを考え直す重要なきっかけとなるといったことや、大分県の借金について、そして普段から信条として言い続けている「政治家の本来の仕事は“優先順位をきちんと決める”ということ」というお話などでした。
皆さんからは、民主党が政権をとった場合にはこの国をどう変えてゆくのか、税金の無駄遣いをしたらその本人にどのように責任を取らせるのかといった質問が積極的に出され、参加者同士でもそれらについて意見を交わすなど疑問を抵抗なくお互いが話し、リラックスしながらも活気のある集会を行うことができました。

clip_image003.JPG大道地区集会(吉良事務所にて)


○道路特定財源 暫定税率廃止についての署名活動 
 雪混じりの小雨が降り、冷たい風が吹く寒い日でしたが、大分県連として、大分市中心部で暫定税率廃止について県民の皆さんのご理解を得るため署名活動を行いました。吉良州司が県連代表として演説をする元で、梶原九州男県議、小嶋秀行大分市議、福崎智幸大分市議らを始め多くの支援者がビラを配り、署名を集めました。約一時間で多くの署名を頂くことができました。

clip_image002.jpg暫定税率廃止について演説する様子


今回も大分での活動を主としてお伝えさせていただきました。有権者の皆さまの人数が多いため、実際お一人お一人と直に触れ合う機会は決して多くないかもしれませんが、週末の吉良州司は極力地元大分に戻り、精力的に活動をしています。大分市内での街頭演説などでお見かけの際には、ぜひ激励の一声を賜れば幸いです。